昨日は阪神淡路大震災から24年ということで、テレビがない我が家でもTwitterやFacebookを眺めると嫌でも思い出してぼんやりしてしまう。当時住んでいた家は全壊だったし、新幹線の高架が落ちている光景には恐怖しかなかったが、家族もみんな生き残ったし、車での生活がそこそこ長かったくらいなもので、阪神間の同世代ではありふれた体験だったと言えるのかな。とはいえ、前日の晩、一緒に卓球などして遊んでくれたお姉さんが亡くなったり、近所の同級生が亡くなったり、同級生の家族が亡くなったり…そして死が身近にあることにも何故だか慣れるという感覚がありましたなぁ。
とにかく、怖い思いは二度と御免だと思いますが、こればかりは分からんのだ。どれだけ備えていようとも、どうしようもないしか発動できない時もあるんだ。

と、そんなことをぼんやり巡らせていた時に思い出したのが、冷えに冷えきってぼそぼそになった握り飯の味。おいしかったんだよなぁ。あの味を知っているかいないかで、人生の価値観って大きく変わるよなぁとまたぼんやり。そして思い出したのが、座頭市の市さん食事のシーン。そういえば昭和の映画、本当に美味しそうに食べる。美味しそうを超えて尊い。それに比べて孤独のグルメなんかは…楽しいし好きだけれど、やはり食が娯楽になったんだなぁと感じる。まぁ、それだけ平和な世であるということで素晴らしいことなんだけれど。

そこでまた思い出したのが「幸せの黄色いハンカチ」で、出所したばかりの役名忘れた人(高倉健さん)がビールを飲むシーン。これもまた…



しかし、災害やらヤクザもんやら出所後やら…完全に有事だ。平時しか知らないに越したことはないな。そして桃井かおりさんはずっと可愛らしい。


そんな、「震災にはじまり桃井かおりさんで終止符を打つ」という阿呆な脳内交響曲が完成した時、また一人神戸の音楽仲間が天に召されたと連絡あり。歳が近いことも作用してか未だ実感なし。そういえば、結局一緒に舞台に立たぬままだった。またどこかで。