僕の部屋にもインクジェットプリンタというお手軽な印刷機が鎮座しておるわけですが、黒色のインクが切れたままかれこれ一年以上になる。売り場に交換用のインクが並んでいるのを見る度「そうだ買わなくちゃ」と思っては、「どこのプリンタだったっけ?型番はなんだったかね?」となり、そうやって月日が経過していく。きっと僕の部屋にインクジェットプリンタは不要なんだろう。

そんな矢先、昨日のことですが、最近書いた歌詞を紙面に落とし込みたくなり、当然ながら「あ、インク…」と。やはりインクジェットプリンタは必要なのかもしれないな。坂道下って市場に行けば、行きつけのお魚屋さんの2件か3件隣にある100円均一のお店でも、インクジェットプリンタのインクが売られていたことを思い出し(100円なのかは知らない)、そこで一旦作業を中断し市場へ向かった。

魚屋さんの昼網コーナーには、新鮮でおいしそうなブリがお手頃価格で並んでいたので夕食の一品に決め、ついでにツバスも1匹購入した。ツバスは週末に向けての酒の肴にするため、帰ってから昆布〆にすると吉。そうだ、魚屋さんの奥さん、先日僕が履いている足袋っぽい靴(たびりら)、いいなぁ欲しいなぁと仰っていたけれどその後いかがでしょうか。

ちゃんと忘れず100円均一のお店にも行った。けれど案の定…「どこのプリンタだったっけ?型番はなんだったかね?」病が再発してしまったものですから、鉛筆とルアーを買った。いやはやルアーが100円で売られている時代ですか。来週あたり、試しに投げてみましょうかね。

その後お豆腐屋さんにもより、いつもは190円の木綿豆腐をお願いするけれど、数日前おからをサービスしてくださったことを思い出し、210円の天然にがりの木綿豆腐を二丁お願いした。ここの一丁はスーパーで売ってる豆腐の2丁分くらいの大きさなんだけれど、更に大きくずっしり。大将が、水から豆腐を素手ですくって竹の皮で包み、白い紙でぐるっとした後袋に入れてくれるんだが、一連の所作が美しくてたまらんのですよ。

さて帰りましょうと、坂道をあがっていけば、学生服に身を包んだ中学生達が下ってくる。男女で歩いている率が結構高く、可愛らしいなぁと温くなる。僕の学生服時代は、そんな微笑ましい時間はなかったなぁとふと思い出す。ずっと冴えん感じでギターを弾いて曲を書いていたけれど、一曲も記憶に残っていない。そういえば長男、来春から中学生。彼は僕が知らない微笑ましい時間とやらを過ごすことがあるんだろうか?もしそうなら、バレないようにこっそり覗き見したいものです。

帰宅しお魚を何ぞしたあと、砥石を出して肥後守を研ぎ、そのまま鉛筆を削る。先日は釣った魚を〆る時に肥後守を使った。最後に鉛筆を削って文字を書いたのはいつだったかねぇ。シャープペンシルやらボールペンやらしか使わなくなり、かれこれ17年?18年?キーボードをタイプしてばかりで、そもそも書いていない。字はどんどん汚くなり漢字も出てこない。退化しておる。反面、コンピュータがあれば作りたいもの作れるようになったし、プログラミングなんかに関してはもっとしっかり勉強したいとも思っているんだけれど、コンピュータがないと暮らせない人のままこれ以上歳を重ねたくないのです。